「ワークスタイル」と言えばアメリカが本場ですね!
Tシャツにジーンズやオーバーオールの労働者はなかなか風格があり、好きな人にとってはゾクゾクするものがあります。
実は私もそのうちのひとり。
アメリカにはワークスタイルに欠かせないブーツを製造するメーカーも多く、タフで機能的、デザインも様々なものがあります。
中でもWescoは、世界トップレベルの品質を誇る創業100年の老舗ブランドです。
日本では職場で履くには少しゴツ過ぎて浮いてしまうので、アメリカへの赴任が決まった時から、このブーツを買うことを密かに楽しみにしていました。
赴任してすぐ注文、3ヶ月ほど待ってようやく手に入れたブーツをしれっと職場に履いていきましたが難癖を付けられることもなく一安心笑
1年半の間平日はほぼ毎日履き倒したJobmasterですが、先日靴紐が切れてしまい、入れ替えるついでに久々にお手入れをしました。
この機会に経年変化を観察していきたいと思います。
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1年半の経年変化
たかが1年半ですが、仕事の時間は常に着用していたので合計で2880時間くらい履いていたことになります。
それでも業界随一の頑丈さを誇るWescoのブーツとあって、ガタがくる気配は全くありません!
経年変化を楽しみたい私にとっては逆にそれが少し残念ではありますが、これからも長年愛用し続けたいという気持ちにもなります。
それでは購入直後と1年半後の写真で比較していきます。
購入直後 | 1年半後 |
---|---|
※フォルスタンは装飾っぽくなるので外しました(本当は着けたい)
履き始め
ブーツを履く人の一番の悩みと言ってもいいのが履き始めの「靴擦れ」ですね...
元々丈夫で分厚い革なのに、更に内側のライニングを施しているので極硬でした。
足になじむまでは1ヶ月以上かかり、それまでは足が痛くて痛くて耐え難いほどの苦痛です。
この期間は分厚い靴下を履かないと乗り越えることはできませんので、サイズを決める段階で、「分厚い靴下を履いてややきつめ」を選ぶのがオススメです。
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1年半後の履き心地・変化
当初苦しめられたライニングのおかげで、型が崩れることもなく履き心地はグンッと向上しました。
が、右足の小指の外側が若干圧迫されて、長時間履いていると痛くなってくるので、分厚い靴下は今でも必須です。
革靴は1日履いたら1日休ませないと湿気で革が痛むと言われていますが、ライニング+分厚い靴下+中敷きで、更に履いてないときは風通しの良い場所に置いているため、痛みは少ないように見えます。
中敷き自体も破れたり、極端に変形していることもなく、あと1~2年は平気で持ちそうな感じです。
今回レザーの靴紐が切れてしまいましたが毎日強く結んでいるものなので仕方ないですね...
定期的に交換が必要です。
ソールはかかとの外側部分が5ミリほどすり減っていますが、まだ修理しなくても大丈夫かと思います。
全体的に見ると、足にはだいぶフィットしましたが、靴紐、中敷き、ソールに痛みが見え始めた印象です。
経年変化で味が出るのはまだまだこれから!
時々メンテナンスしていくことが大切ですね。
Jobmasterのカスタム内容
Wescoのブーツの醍醐味ともいえるがカスタムオーダーです!
自分の思い通りにアレンジできますが、仕事用ということでやや控えめにしています。
-STYLE BKCST206LL100 (Size: 7E)
スニーカーはUS8(26.0cm)で幅は2Eを選んでいますが、Wescoは厚手の靴下を履いて7Eでピッタリです
WHITE'Sのブーツをお持ちの方は、同じサイズで問題ないでしょう
◆COLOR&LEATHER
-Single-Tone:Black
◆HEIGHT(踵から履き口までの高さ)
-6" Height
◆SAFETY TOES(セーフティートゥ)
Composite Toes
仕事用なので複合材料を入れてみました
◆LACING PATTERN(つま先の形状)
-Regular Toe
◆LINING(ライニング)
-Buckskin Leather Lining
足の出し入れがスムーズでしっかり履きこんでも筒状の部分がクタッとならなりません
毎日のように履く方にはオススメ
◆SOLE(ソール)
-#100 Vibram® Sole
-Dye Soles and Heels Black
-Heels 1 Lift Lower (1/4" lower heel)
歩きやすいように1/4"かかとを低くしています
◆HOOKS&EYELETS
-Brass Eyelets
◆STITCHING(スティッチ)
-Lightweight Black Upper Stitching
-Black Heavy Upper Stitching
◆LACES(靴紐)
-Rawhide Leather Laces
消耗品なのでベーシックなRawhide Leatherと別にレザーカラーと合わせたBlack Leatherを購入しました
◆BOOT INSERTS(中敷)
-Redwood Leather Insert
靴紐同様消耗品のため、こちらももう1枚色違いを購入しました
まとめ
Wescoのブーツは世界最高峰のモーターサイクルブーツとして人気で、ファンション性も高いですが、元々はワーカー向けの安全靴として作られていました。
それ故に、耐久性・安全性・機能性が非常に高いです!
お値段も張るので、日本ではわざわざ安全靴として履く人は多くないかもしれませんが、十分採算に合うと思います。
私は1ミリも後悔していません。
読者の方も、もし購入しようか迷っているのであれば、一度お店に行って試着をしてみてはいかがでしょうか?
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