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アメリカ人からけむたがられる日本人留学

2018年7月11日

大学生活を私はアメリカで過ごしました。
華やかなキャンパスライフを想像してた...

結構大変な思いをするんです。
あぁ日本人は世界から見るとこんな印象なんだなと。

これは私の留学生時代の実体験ですので偏見があると思いますが、きっと分かってくれる人もいるはず。

オタクは日本人留学生と友達になりたがる

日本=漫画・アニメ

この2つは”Japanese Culture”として有名ですよね!
そこから日本人や日本語に興味を持つ人も多く、特にそういったことに興味がない日本人留学生でも友達になるキッカケが漫画やアニメだったりもします。

私が住んでいた場所はかなりの田舎だったのですが、漫画やアニメが好きで日本語が話せるという人が多くてビックリしました。

日本語に触れたいだけ

ですが、裏を返せばパーソナルな部分に興味を持ったわけではなく、「日本人だから」「日本語を話すから」友達になるということになります。
もちろんそれが悪いことだとは思いませんが。

こちらが英語を勉強するためにアメリカに行ってるのに、アメリカ人の日本語の練習相手になってしまうというのも珍しくないです。
そこからどうやって交友関係を広げて、自分が行動していくかが大事ですね。

英語がしゃべれないストレス

留学生は面倒くさい

最初から英語がペラペラの状態で留学する人は少ないと思いますので、ほとんどの人はまず言葉の壁に苦労するでしょう。
もちろん英語や外国の文化が学びたくて自分からここに来たのですが、思うように意思を伝えられなかったり、くみ取れなかったりして相手に嫌な顔をされると心がポキッと折れることもあります。

こちらが困った顔をしてても容赦なく早口でしゃべられたり、頑張って伝えようとしてるのに、
「お前は何が言いたいんだ?」
と言われたり。
そんなことは日常茶飯事です。

クループワークで仲間外れにされる

私が大学4年の時、グループワークのプロジェクトで何度も集まってミーティングや作業をしなければならなかったのですが、発言は無視され、自分だけ呼ばれずに作業が終わっていたりもしました。

相手だって卒業するために必死で構ってる暇なんてないのはわかってるんですが、それだけに強く言えないんですよね...
「あぁ留学なんてするんじゃなかった...」と何度思ったことか。

留学生を受け入れてくれるホストファミリーみたいな人は、きっととても優しくて面倒見がいい人なんだと感じますね。

留学生同士で仲良くなる

留学生はみんな同じ思いをしてる

留学生は大学で正規のクラスを取る前に、卒業単位に入らない英語のクラスをパスしなければいけません。
ここでまずいろんな国の留学生が集まるわけです。
そこで仲良くなるパターンが非常に多いですね。

そのあと正規のクラスを取るとみんなバラバラになるんですが、1・2年の時はクラスがよく被ります。
そしてグループワークになるとやっぱり留学生は仲間外れになる...
そうすると必然的に留学生同士で組むことになってしまいます。

お互いに英語が苦手

留学生同士仲良くなるのはもう一つ理由があります。
お互いに英語のレベルが似通っていて、学ぼうとしているベクトルが一緒というところ。

相手がネイティブだと話すスピードについていけなくて理解できないし、相手もこちらの的を射てない返答に引いてしまって、一向に溝が埋まらないということがあります。

その点留学生同士は簡単な英語でゆっくり話すので、不思議なもんで会話がスムーズになって理解が深まるんです。
語彙力がなくて言葉数が少なくても、通じるものがあれば大体のことは分かり合えるというのを私は学びました。

アメリカでの大学生活を振り返ると大変なことは多かったですが、いろんな国の友達ができたり、客観的に日本を見ることができたり、ポジティブなこともたくさんありました。
それについてはまた別の記事で書きたいと思います。

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